Compositor: Matatabi
そのみをひかりささぬやみにかぶり
ただしずかにときをまつ
ただれたそのつらのかわのおくでは
ふかいれんつじょうがもえる
さむしあつし いかし かゆしこえもだせぬ
こどくなつちのなかはほぞかむゆめのかけら
つめたいつちをはみてつないだあすのとびら
ほのみゆくぼうにまつろうあんねい
ふりはらいてとくとなす
ちちれたみるにたえぬけびたからだ
いむべきこころをうつす
ひだるいだけひもじいだけいきあおく
こどくなつちのなかはほぞかむゆめのかけら
つめたいつちをはみてつないだあすのとびら
くちてゆくほこりさえ
とうとうときはながれて
わきあがるそのあせりから
あのがすみかをもとめまどう
けむくじゃらのあしがみにくいあしが
しなしなとふるえてにじりよってくる
まるまるとふくれたぶよぶよのはら
はらみごがかつえてひとをくろうたか
つら(じぐもあながも
ぐも(ふくろはらきり
いむ(さむらいねぬけ
うた(すぼすぼかんぺいいやだいやじゃ
かなしいむなしにくしくやしいなにもみえぬ
こどくなつちのなかはほぞかむゆめのかけら
つめたいつちをはみてつないだあすのとびら